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J07

立体化学と立体化学命名法を統合的に取り扱うための群論的方法

○藤田 眞作（京都工芸繊維大学工芸学部物質工学科）

点群と置換群を統合したRS-立体異性体群(RS-stereoisomeric groups)と立体異性体群(stereoisomeric groups)を考えることにより、立体化学と立体化学命名法を統一的に議論できることをあきらかにする。四面体構造およびアレン構造にもとづく異性体が、5種に分類できることを示し、このうちの3種がRS-命名法で記述できることを示す。