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JP21

ZINDO計算によるマメグンバイナズナ水溶性クロロフィルタンパク質複合体の吸収スペクトルの解析

○大槻 孝之(東邦大学理学研究科生物分子科学専攻),内田 朗(東邦大学理学研究科生物分子科学専攻),大島 茂(東邦大学理学研究科生物分子科学専攻)

マメグンバイナズナに含まれる水溶性クロロフィル(Chl)蛋白質複合体(CP663)のChl環境の解析を目的として、X線構造解析で得たCP663の構造を基にChl対モデルを作成し、その電子遷移をZINDO計算で求めた。Chl 対モデルの種類と量を変化させる事により、CP663の吸収スペクトルを再現することができた。この時ホモ及びヘテロのChl対の存在比は約5:1であった。