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JP23

密度汎関数法プログラムにおけるグリッド生成アルゴリズムの高速化

○田原 才静(東大生産研),稲葉 亨(アドバンスソフト(株)),佐藤 文俊(東大生産研)

密度汎関数法に基く量子計算プログラムで超大規模タンパク質の計算を行う際には、交換相関ポテンシャルを見積るためのグリッド生成の計算量がNの3乗オーダーで律速となる。本研究では遠方にあり空間分割に影響を与えない原子をあらかじめ調べておき計算から省くことでこの部分の高速化を図った。