図情メディア研究科パンフレット2015
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研究科の活動50研究科の活動図書館流通センター図書館経営寄附講座 公共図書館をめぐる今日の環境において、図書館経営のための人材養成は重要かつ喫緊の課題です。この点を認識し、株式会社図書館流通センターから提供された奨学寄附金により、2006年度より2015年度までの予定で「図書館流通センター図書館経営寄附講座」が開設されています。 株式会社図書館流通センターは、1979年に出版界の総意によって社団法人日本図書館協会事業部の業務を継承する形で設立され、現在では全国の図書館への図書の流通・販売、目録情報の作成・流通等の図書館サービスへの支援に深く関わっています。 寄附講座では2名の教員を採用し、公共図書館等の経営の基本的な枠組みである公共サービスと公共経営に関する教育を行うとともに、公共サービス研究、公共経営研究、図書館情報メディア研究を総合的に統合して、図書館の新経営論に関する研究に取り組んでいます。「IT新改革戦略(IT戦略本部)」(2006年1月19日)において、図書館を始めとした、公共施設の情報化とITに通じた図書館司書の養成の推進が指摘生涯学習の普及による新しい 読書・情報検索ニーズ子どもの読書支援ニートの就業支援団塊世代の退職後の活動支援生活に密着した医療情報・法律情報の提供新たな起業・地域の中小企業への支援財政難団塊世代の退職による熟練職員の減少官から民への流れ資料組織化や情報探索などの実務が中心図書館経営管理に関する充実した教育が必要図書館流通センター図書館経営寄附講座時代に即応した図書館経営に関する最新の実際的知識を提供学生だけでなく、現職図書館職員や出版・流通関係者など、多様な人材に学習機会を提供新しい公共経営を理解し、高い経営管理能力を持った図書館経営管理担当者を養成公共図書館の新たな経営論に関する研究の展開社会のIT化に伴う要請多様化・高度化する住民ニーズ自治体を取り巻く環境の変化大学における図書館職員養成の現状図書館流通センター図書館経営寄附講座公共図書館

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