図書館情報メディア研究科パンフレット2016(日本語)
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教員組織24情報循環研究領域 情報をいかに適正に環流(伝達・流通)させるかを研究の対象とします。また、情報をコンテナの中身として位置づけ、コンテナを管理したり組み合わせたりするメタ情報について研究します。教員組織池内 淳Atsushi Ikeuchi図書館情報学日本の公共図書館政策に関する規範的・実証的研究を行っています。たとえば、1)自治体における公共図書館サービスの最適供給、2)図書館の最適規模、3)現在における図書館の公共性の再定義、などです。▼授業科目公共図書館 ライブラリー・ガバナンス論大庭 一郎 Ichiro Oba図書館情報学米国の公共図書館における人的資源管理について、専門的職務と非専門的職務の区分の観点から研究してきた。それらの研究を踏まえて、日本の公共図書館や大学図書館における図書館職員の職務のあり方について研究している。さらに、公共図書館や大学図書館における情報サービスの新たな動向についても研究を進めている。▼授業科目図書館経営論逸村 裕Hiroshi Itsumura学術情報流通論,学術図書館論,情報探索行動論電子情報環境が急速に進展しつつある中、学術情報流通におけるオープンアクセスや機関リポジトリの展開、リサーチデータ等大学図書館機能の高度化と経営問題そして情報利用者の探索行動に関心がある。関連して図書館及び大学諸活動の認証評価の問題、情報リテラシーの動向、物理的な資料情報源の保存、情報専門職を研究テーマとして扱っている。▼授業科目学術情報基盤論ライブラリー・ガバナンス研究白井 哲哉 Tetsuya Shirai日本アーカイブズ学, 震災資料, 日本地域史日本の地域コミュニティが管理する公文書及び歴史資料(古文書)の構造と情報、またそれらの資料の保存・利用の方法について研究している。近年では、東日本大震災及び原子力発電所事故にかかわる記録・文書・資料や、被災した歴史資料の保全と調査研究を進めている。16~20世紀の関東を中心とする日本の地域史研究にも取り組んでいる。▼授業科目ドキュメント管理アーカイブズ研究杉本 重雄Shigeo Sugimotoディジタルライブラリ, ディジタルアーカイブ, メタデータネットワーク時代における知識と情報の共有基盤として重要な役割を持つディジタルライブラリに関心を持つ。その中でも、特にメタデータに関して関心を持ち、XML等のWWWの基盤技術を利用したメタデータのためのシステムの構成方式や、ディジタルライブラリやインターネット上でのメタデータ応用システムの研究を進めている。 ▼授業科目メタデータコンテンツ流通基盤技術研究阪口 哲男Tetsuo Sakaguchi情報科学1)ディジタル図書館基盤技術:ディジタル図書館の構築やサービスの展開に適応した基盤技術の開発; 2)分散型情報システムとその開発環境:WANやLANに分散した情報の特性に基づくシステム構成方式とその開発; 3)知的活動のための情報基盤:研究・教育における情報の蓄積・加工・利用のための手軽なソフトウェア環境の構築▼授業科目デジタルアーカイビング情報伝達共有システム研究

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