図書館情報メディア研究科パンフレット2016(日本語)
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27教員組織長谷川 秀彦 Hidehiko Hasegawaハイパフォーマンスコンピューティング,数値線形代数1)数値線形代数:科学技術計算に現れる大規模な疎行列に対する連立一次方程式の解法や固有値計算のアルゴリズムの開発・評価; 2)ハイパフォーマンスコンピューティング:手軽に利用できる高速な数値計算ソフトウェアの開発とその性能評価; 3)数値計算の応用:たとえばコンピュータ教材の作成やデータマイニング▼授業科目データサイエンス概論数値処理研究西岡 貞一Teiichi Nishiokaメディア論, コンテンツ制作デジタルメディア環境に関して、メディア論やメディア教育の立場から研究を行っている。映像表現を学ぶワークショッププログラムに関する実践研究に取り組んでいる。Virtual RealityやAugmented Realityを応用してミュージアムの情報発信機能を拡大するデジタルミュージアムの研究に取り組んでいる。▼授業科目コンテンツ制作論コンテンツ形成手法研究▼授業科目画像・映像メディア処理メディア物理研究松本 紳Makoto Matsumoto計算物理,計算機実験物性物理の理論的研究とそれに関連するバンド計算システム等の開発を行う。具体的には以下のとおりである。1)磁性媒体材料等に対する計算機実験; 2)理論あるいは実験結果等の可視化のためのシステム開発; 3)陽電子消滅角相関やコンプトンプロフィールの理論的研究松原 正樹Masaki Matsubara 人工知能, 認知科学, 音楽情報科学, 教育工学音と音楽に関する創造的活動の理解を目標とし,「コンピュータ上の認知モデル構築を通じて,人の認知プロセスを解明する」「人の創造的能力を外在化させる」「人と協調し,人の能力をサポート・拡張する」等の視点から,計算論的音楽学,メタ認知学習,聴取能力の熟達化,聴覚バイオフィードバック,演奏支援の研究を行っている。▼授業科目ヒューマンコンピュータ・インタラクション知能システム研究三河 正彦Masahiko Mikawaロボティクス,インタフェイス,ロボットビジョンネットワークを介して、人間と人間、あるいは人間と機械間で円滑にコミュニケーションおよび共同作業を実現するには、音声や映像だけではなく、指し示す、触る、動かす等の実世界へ働きかける動作と、それらを知覚する機能の連携が重要である。そこで、ロボティクスを利用した知的システムまたは知的インタフェイスの研究を行っている。森継 修一Shuichi Moritsugu情報科学情報システムのひとつとしての数式処理システムの機能を高度化するため、基本となるアルゴリズムの研究を行なう。自然科学の立場から、数学的な基礎理論に基づいて計算のメカニズムを明らかにすることにより、さらに効率のよいアルゴリズムの開発をめざすとともに、実際のプログラム開発と実験的検証までを行なう。▼授業科目アルゴリズム特論数式処理システム研究宗村 泉*Izumi Munemura印刷メディア表現文化論, 印刷の歴史と表現技術研究, 文化施設の展開と運営コミュニケーション・メディアの原点でもある印刷メディアの生い立ちから成熟期に至る過程を、文化・技術の両面から俯瞰的に考察。印刷文化とそれを実現した技術の変遷を研究することにより、デジタルメディアの将来の姿をより明確に理解する。また博物館の設立、運営を通じて培った、コンテンツの保存や展示手法、マネジメントなどを実践にもとづいて研究を行っている。▼授業科目メディア技術特論印刷メディア表現文化研究藤澤 誠Makoto Fujisawaコンピュータグラフィックス, 物理シミュレーション計算機の発達に伴いコンピュータシミュレーションが様々な場面で活用されている。その中でも特に物理法則に基づくシミュレーションに注目し、自然現象をコンピュータ内で再現することで、コンピュータグラフィックスアニメーションやインタラクティブなアプリケーション、拡張現実感などに応用する研究を行っている。▼授業科目画像・映像メディア処理

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