図書館情報メディアパンフ2017
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25教員組織▼授業科目認知科学特論情報認知研究平賀 譲Yuzuru Hiraga認知科学、人工知能、音楽情報科学人間が音楽を聴き、楽しむ背景には、膨大で複雑な情報処理過程が存在している。そのような認知過程、特に高次の構造認識的な面を、コンピュータ上の認知モデル構築を通じて理解・解明することが主要なテーマであり、また音楽情報検索への応用なども取り上げる。ゲーム・パズルの解決過程など、他の認知過程のモデル化にも関心がある。関 洋平Yohei Seki情報アクセス技術、自然言語処理書き起こされたテキストに現れる、人対人のコミュニケーション過程の理解を目指している。その基礎技術として、意見分析、要約、多言語処理に力を入れている。最近は、現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)を対象とした意見・体験情報の詳細アノテーションや、言語または文書ジャンルを横断した情報アクセス技術の開発に取り組んでいる。▼授業科目自然言語処理自然言語処理研究中山 伸一Shinichi Nakayama応用情報学蛋白質や化学物質の構造や性質などからの知識抽出に関する研究、化学や生化学領域などにおける知識の分析研究、小説の読後感など感性データの計測と予測研究、創造技法やデータマイニングなど知識化技法や知識抽出技法の開発と評価研究を行う。▼授業科目テキスト解析LIS研究の最新動向情報知識化方法研究松林 麻実子Mamiko Matsubayashi情報行動論、メディア分析研究活動における主たる関心は、社会情報学的な観点から情報を利用する人間について考えることにあり、具体的には二種類のアプローチを採用している。ひとつは、人間が日常的に行っている情報行動は彼らにとってどのような意味を持つのかという疑問についてフィールドワークを使って解明することである。もうひとつは、人間と情報とが関わる際に必ず存在するメディアに焦点を当て、その構造と情報行動との関わりを解明することである。▼授業科目情報行動論学術コミュニケーション論研究の手引き真榮城 哲也Tetsuya Maeshiro知識構造・表現、情報生物学様々な対象や現象を要素間の関係性の視点から構造を捉え、それらの持つ特性、関係性の複雑さや表現について研究している。知識と生物を主な対象とする。より具体的には、知識の構造の解析と表現方法や、利用者に適応させる情報提示、遺伝子や蛋白質等の生体分子の複雑な相互作用の解析・予測および高速シミュレーション手法、生物知識を表現し解析に利用する方法についての研究を行っている。▼授業科目システム思考テキスト解析Research Methods inInformatics生命情報学研究森田 ひろみHiromi Morita実験心理学、認知心理学心理実験手法を用いて人間の認知過程の基礎および応用的研究を行っている。研究対象は、視覚情報処理、視覚的注意、イメージ操作、連続的運動の学習、スクロール表示された文章の読み易さと眼球運動の関係、ホームページ閲覧の際の注意移動経路などである。▼授業科目認知科学特論LIS研究の最新動向認知心理学研究

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