図書館情報メディアパンフ2017
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研究室紹介 (情報基礎設計・情報と社会)28研究室紹介 (情報基礎設計・情報と社会)宇陀・松村グループ図書館÷知識=未来 筑波大学附属図書館と共同で実践的な電子図書館(デジタルライブラリ)の研究を行っています。近年の電子図書館は蔵書検索(OPAC)だけでなく、学内外の資源発見を容易にするディスカバリサービスや大学の研究成果を発信する機関リポジトリなどが登場し、日々成長を続けています。研究はシステムの構築・評価の両面から行い、新たな電子図書館のカタチを目指します。アイデア発想 人はどのような環境でアイデア発想の能力が高まるのかを明らかにするため、調査やシステム開発を行っています。また、家具メーカーと共同で研究することで、研究の成果を実社会で役立たせることを目指しています。教育 複数図書館の「連携」に着目した、高校生の図書館利用行動についての調査や、集中講義における予習用デジタルコースパック教材に関する研究などを行っています。他にも、全国で既に作成された「学習指導案」を一括検索できる横断検索エンジンの構築など、調査と開発の両輪で教育について取り組んでいます。学園祭企画「近未来図書館シリーズ」 「近未来図書館シリーズ」とは、宇陀・松村研究室と附属図書館を中心とした学園祭共同企画であり、近未来の図書館や読書空間を提案していく企画です。 これまで7回の出展のうち、グランプリ3回、アカデミー賞と敢闘賞をそれぞれ1回受賞しています。 2016年度のテーマは「近未来えほん遊園地」で、子どもも大人も楽しめる空間を作りました。 絵本の主人公を探すジェットコースターや、子どもと一緒に楽器を演奏したコンサート、5秒前の自分と遊べるタイムトラベルなど、数多くの企画を行いました。Web: http://kinmirai.tumblr.com/twitter: https://twitter.com/gama_jumper/

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