図書館情報メディアパンフ2017
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研究科の活動48知的コミュニティ基盤研究センター(http://www.kc.tsukuba.ac.jp/) いま、知的コミュニティー基盤研究センターがめざしているものは《超スマート社会に向けての社会デザインの研究開発》です。「スマート社会」とは、情報技術などを用いて人間の関係性がスムーズである社会という意味です。 本センターでは、人文・社会・自然科学にわたる分野横断型の研究を、本センター以外の研究者・機関等と連携をして、グローバルに進めており、その成果を社会に還元し、実用化することをめざしています。現在、稼働しているプロジェクトは以下の3つです。【デジタル画像ライブラリー】プロジェクト キネクトとARを活用して、これまでにない体験型のデジタル浮世絵ミュージアムの構築に関する研究です。主に外国人に日本文化の理解を深めることを一つの目的にしてます。【高齢者アクティビティ】プロジェクト ロボットや動画の図書館におけるこれまでにない活用方法に関する研究です。高齢者対応や認知症対策を一つの目的としています。その実用化は、超高齢社会の日本において望まれています。【ソーシャルインクルージョン】プロジェクト クラウドソーシングに基づいたマイクロボランティアによる情報収集システムに関する研究です。これまでにない災害情報の収集と発信方法の開発を目的にしています。今後の災害に大いに役立つと考えられます。研究科の活動

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