WebDAV

教育用端末以外から教育用計算機システム上のファイルを簡単に読み書きする方法を説明します

WebDAVとは

Web用のプロトコル(HTTP)を拡張して,サーバ上のファイルを読み 書きする方法です.Windows XPやMacOSなどは標準でこのクライアント機能を備 えているため,簡単な設定で自宅や学外から,教育用計算機システム上の自分の ファイルを読み書きすることができるようになります.

教育用計算機システムでは,安全のために,ユーザ自身だけがユーザのホーム ディレクトリ内のwebdavという名前のフォルダだけを読み書きできるように設定 しています.

遠隔から読み書きしたいファイルはホームディレクトリ内にwebdavという名前の フォルダを作成して,そこに置くようにしてください.遠隔で操作する必要のな いファイルは,webdavフォルダに置かないようにしましょう.

準備

教育用計算機システムのホームディレクトリに webdav という名前のフォルダを作成しておきます.

  1. 教育用計算機システムにログインします.”マイコンピュータ”を開き,「'kikyo\home1'のs0654321 (Z:)」( s0654321 は各自のユーザ名)をダブルクリックします.

  2. 「新しいフォルダを作成する」をクリックしてください.

  3. 「このフォルダの名前を変更する」をクリックし,「webdav」と入力してください.

  4. 後のアクセス確認のために,webdavフォルダ内に適当なファイルを作成しておきます。

教育用計算機システムからログアウトしてください.次に,自宅など遠隔からアクセスしようとしているPC(以下クライアントPC)の設定をします.

クライアントPCの設定

クライアントPCのマイネットワークに,教育用計算機システムのwebdavフォルダへのネットワークプレースを追加する(初回接続時のみ設定)

** マルチメディア計算機システムの端末で設定する場合は,”マイネットワーク”をスタートメニューに追加してください.**
[「スタート」 - 右クリックで「プロパティ」選択 - "[スタート]メニュー"タブの「カスタマイズ」 - "詳細設定"タブの "[スタート]メニュー項目"にある”マイネットワーク”にチェックフラグをつけて「OK」をクリック]

  1. クライアントPCの”マイネットワーク”を開き,「ネットワークプレースを追加する」を選択します.

  2. 「ネットワークプレースの追加ウィザード」ダイアログが表示されるので,「次へ」ボタンをクリックしてください.

  3. 「ネットワークプレースを作成する場所を指定してください。」の問いには,そのまま「次へ」ボタンをクリックしてください.

  4. 「インターネットまたはネットワークのアドレス」に https://www.ipe.tsukuba.ac.jp/webdav? と入力して,「次へ」ボタンをクリックしてください.

    *注意
    Windows Vistaからの場合,エラーが表示され次の認証画面に進まない場合があります.
    その場合は,以下のURLからソフトをダウンロードしてインストールしてください.
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=17C36612-632E-4C04-9382-987622ED1D64&displaylang=en

  5. 「ユーザ名」と「パスワード」には,教育用計算機システムのアカウント名とパスワードを入力し,「OK」ボタンをクリックしてください.

  6. 「このネットワークプレースの名前を入力してください」には,名前が自動的に入力済みなので,それでよければそのまま,ここでは(説明の都合で)IPE と入力して「次へ」ボタンをクリックしたください.

  7. 「ネットワークプレースの追加ウィザードの完了」が表示されるので,「完了」ボタンをクリックしてください.

アクセス方法

  1. クライアントPCの”マイネットワーク”を開き,先ほど作成した「IPE」をダブルクリックします.

  2. 「ユーザ名」と「パスワード」には,教育用計算機システムのアカウント名とパスワードを入力し,「OK」ボタンをクリックしてください.

  3. アクセスできました.準備-4で作成したファイルがあります.


図書館情報メディア研究科教育・研究支援委員会
システム管理グループ