| 平成21年度卒業研究指導テーマ |
| 氏 名 | 谷口 祥一 |
| 所 属 | 情報メディアマネージメント分野 |
| 研究室 | 303号室 |
| 研究指導概要及び予定される研究テーマ |
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| 情報組織化(情報メディア組織化,知識資源組織化)という領域を担当しています。あまた存在する情報資源・知識資源なるもの(印刷メディアからWeb上の情報資源まで,記録物と捉えられるもの)を,いかに多様なまたは特定の要求に効率的に応えられるように秩序づけるのか(特には事前に秩序づけておくのか)というのが組織化です。ご承知の通り,システム化できる部分とそれが困難な部分とがあります。卒業研究においても,このような領域に属するテーマを取り上げたいと考えます。情報組織化に興味があれば,あるいは希望のテーマがあれば,ぜひご相談下さい。情報資源・知識資源,それらに包含された情報・知識,これらの管理・検索・統合など,次の時代の情報組織化を共に模索しようではありませんか。 私自身は,情報組織化の中でも,情報資源に対する記録(メタデータ,目録データ,書誌データ,サロゲート,アノテーションなどと呼ばれるもの)を作成・管理し,それによって組織化を実現しようとするアプローチにこだわってきました。サーチエンジンは,「検索」技術のみで情報組織化を達成しようとしていますが,他のアプローチも存在し,かつ必要であることにこだわり続けたいと考えています。詳細については,http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~taniguch/ をご覧下さい。 例えば,以下のような研究テーマが考えられます。 ・OPAC(目録検索システム)の再構築 図書の本文が検索できるGoogle Book Searchの時代にあって,OPACにはどのような機能(ユーザ支援機能を含む)が求められるか。データ(レコード)の修正・再作成の必要性を含めて,新しいタイプのOPACとはどのようなものが構想できるか。本文(テキスト)や多様な画像データが存在する状況での適切なOPACとはどのようなものか。 ・現行OPACの機能拡張 現行のOPACに対して,FRBR化した検索・表示の導入,ランキング表示の導入,有効な主題検索の実現,関連資料へのナビゲート,適合フィードバックの導入などは,どのようにして実現できるか。既にこれらの機能を実現したOPACが存在しますが,それらで十分なわけではありません。また,Amazonなどが提供するWebサービス(API)を活用した機能拡張にはどのようなものがありうるか ・Web上の情報資源に対するメタデータ作成と検索 情報資源の内容・構成に関する情報を自動的に抽出することはどの程度可能か,適用可能な(緩やかな)個人名や団体名の典拠コントロールとはどのようなものとなるか,あるいは名称の事後的なグルーピングはどの程度まで可能か。検索されたメタデータを適切にグルーピングして表示することは可能か,あるいは事前にグルーピングしておくことは可能か ・Web上の情報資源や図書に対するユーザによるタグづけの有効活用 最近,フォークソノミーやソーシャルブックマークと呼ばれるユーザによるタグづけが注目されているが,これらをユーザが作成したメタデータの一種と捉え,より有効に活用することは可能か,あるいはユーザによるタグづけを効果的に支援する機能にはどのようなものがありうるか ・わが国における図書・録音資料等に対する書誌データ作成・提供の実態調査 いかなる団体・企業が作成した書誌データが,どの大規模書店・オンライン書店・図書館等で使用されているのかという出版流通業界の現在の構図を調査 これらは,例示にすぎません。情報組織化に興味があれば,あるいは希望のテーマがあれば,ご相談下さい。 テーマに依存して,簡単な(スマートでなくてよい,頑健でなくてよいという意味)システムの設計・開発が求められることが多いので,その点,了解しておいて下さい。そんなに大ごとではありませんので,システムなるものを毛嫌いしなければ誰でも大丈夫です。 原則として週1回の頻度でゼミを行います。 | |
| 受け入れ条件 | |
| 【必須とする条件】 ・訪問期間中に面談をすること。漠然としたもので構いませんので,面談時に希望テーマを説明して下さい。 ・研究計画の面談を通じて,テーマが指導可能であるとの承認を得ること。 【望ましい条件】 ・熱意をもって卒業研究に取り組めること。 | |
| 定員 | |
| 4 名 | |
| 選考方法 | |
| 希望テーマによる選考(私の研究指導能力から見て適当なテーマを優先する) | |
| その他 | |
| 面談時間の予約等はメールで連絡して下さい。 | |