平成22年度 卒業研究指導方針

氏 名 三波 千穂美
所 属 知識 知識科学主専攻   図情 情報メディアマネージメント分野 
研究室 7D302
指導可能な研究領域
科学技術コミュニケーションに関わるテーマの卒業研究制作をサポートします。
制作にあたっては、科学技術に関する知識や情報の伝達を「情報伝達モデル」の観点からとらえ、その伝達行動、伝達過程、伝達手段等の理論、技術、現状等を対象とする調査・研究を行うことになります。
「テクニカルコミュニケーション」や「サイエンスコミュニケーション」て聞いたことがあると思いますが、そのあたりがテーマです。

以下は、過去の卒研テーマの一例です。
・科学館のウェブサイトを構成する情報
・科学雑誌の世界における「大人の科学マガジン」研究
・中学校の教科書における「情報モラル」の現状
・栄養指導における専門情報の伝達過程
・食品における「情報」 -食品偽装事件・社会状況・関連法規の考察による-
・マニュアルにおける複合的ビジュアル手法の類型
・接客マニュアルにおける知識分析
・Webアクセシビリティ点検ツールの選択と利用 -ツールの特徴分析を通じて-
研究指導の概要
テーマは、自ら構築することを試みて下さい。さらに各自の問題意識、具体的な事例を取り上げた問題への取り組み、適切な調査および考察の構築を望みます。
ゼミは基本的に週1回行います。3年次は、「卒研」について基本的な事柄を習得し、それと並行して各自のテーマを決定していきます。4年次は研究を進め、ゼミでは各々の状況について発表し検討を行います。
研究をすすめる上で望ましい条件
(1)「これが面白い!」と自らが思うことをテーマにする。そして投げ出さずに、根気よく取り組む (2)ちょっと言われたくらいでへこまない (3)できれば「テクニカルコミュニケーション論」を履修済みである
受け入れの必須条件 
訪問期間中に面談すること。また、面談を通じて、テーマや研究方法が指導可能であるとの同意を得ること。 
選考方法
面談時の内容、テーマの適性から判断します。
その他
面談希望者は以下の要件を満たすメールで連絡して下さい(sannami@slis.tsukuba.ac.jp)。
(1)件名:卒研面談希望(自分の氏名)
(2)文面:10/19-10/23、26、27の間での希望日時を複数上げる
(3)宛名と署名を明記

面談の際には、以下の項目についてA4の用紙1枚にまとめたものを持参し、説明して下さい。 (1)氏名 (2)学籍番号 (3)メールアドレス (4)希望するテーマについて(500字以内)