平成23年度 卒業研究指導方針 |
氏 名 | 関 洋平 | |||
所 属 | 知識 | 知識情報システム主専攻 | 図情 | 情報メディアシステム分野 |
研究室 | 7D213号室 | |||
指導可能な研究領域 |
||||
「言語知識を活用した情報アクセス技術の発展」に貢献することを目標としています。 特に,人間の言語理解やコミュニケーションの過程を明らかにしつつ,応用につなげていく研究を積極的に進めていきます。以下は研究テーマの事例です。 * Twitter に特徴的な意見・体験情報の分析と活用 * コミュニティサイト・ブログからの生活に有用な回答情報の抽出と集約 * 人間の言語理解の過程を正確に反映した高品質かつ低コストのアノテーション * 言語を横断した異文化コミュニケーションの差異の分析と支援 * 情報アクセス技術に必要な言語知識の体系化 |
||||
研究指導の概要 | ||||
* 研究の内容よりも,研究の進め方に重点をおいて指導します。 * まずは,英文または和文の教科書を使って言語処理や情報アクセス技術の基礎を学んでいく予定 です。 * 定期的なゼミを通して指導を行ないます。研究発表の準備や進捗状況など,必要に応じて個別の 指導を行ないます。 * 教員と学生で一緒に研究を進めていくという方針です。研究テーマは,学生の興味と,教員側のテ ーマとの関係を相談しながら決定していきます。興味のないテーマを押し付けることは原則しません が,自分の興味を見つける努力をしてください。独創的にやりたいテーマがある場合には,私を納得 させてください。 * 8月には佐藤研と合同で合宿を予定しています。 |
||||
研究をすすめる上で望ましい条件 | ||||
a. 基本的な方向性をしっかりと考えて行動すること。 学内発表等,自分にとって大切な締切りは守る必要はありますが,まず自分のペースで少しずつ考 えて行動してください。研究,生活,将来,すべてについてです。 b. 独りよがりにならず,他者や先人の考え方を受け入れようとする姿勢がある。 c. 研究の経験を通じて,実社会で生活するために必要な何かを得ようとする意欲がある。 d. チャレンジ精神がある。 e. 楽天家。 * 以上は私が考える「研究をすすめる上で望ましい条件」で,研究室を希望するうえで,すべてに当てはまっている必要はありません(そんな人は稀だと思う)。aを理解し,bが当てはまる,またはそうありたいと思っていれば十分です。cからeについては,考えに共感できるかどうかを判断して,研究室選びの参考にしてください。 |
||||
受け入れの必須条件 | ||||
* 面談をして決定しますので,面談を受けてください。 * プログラミングは得意でなくてもかまいませんが,綺麗なコードを書きたいという意欲のある学生を 歓迎します。 * 英語の文献が読める方,または読んでいこうという意欲のある方。 * 周囲の人間に対する思いやりを持つことのできる方。 * 自主性をもって研究を進めたいという意欲のある方。 |
||||
選考方法 | ||||
* 面談(および研究計画書)により決定します。おおよその1年間(大学院進学希望の方は3年間)の 研究の進め方について質問しますので,テーマや研究の取り組み方についての見通しを考えておい てください。面談の予約をした人には,研究計画書のフォームを送ります。 * 何も考えていないというのは望ましく有りませんが,必要以上に具体化をする必要はありません。 * 上記の受け入れの必須条件,望ましい条件等に関連した質問も行ないます。 |
||||
その他 | ||||
* 10/25〜11/12の間は随時面談を受け付けます。希望者は事前にメールで予約してください。面談 の予約は10/18から可能です。連絡先は
yohei [at] slis.tsukuba.ac.jp です。 * 研究室のWebページは http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~yohei です。 * 5分程度の簡単な研究室紹介を,9月13日に予定しています。 |