アニメーションGIF、透過GIFについて


マルチメディアネットワークシステムで GIF画像ファイルを透過GIF(一部を 背景と同じ色にする)にしたり インターレースGIF(上からではなく、ランダムに徐々に表示する)に 変換したり、あるいは、複数のGIFファイルを連続表示してアニメーション 機能を持たせたりする方法を説明します。

画像フォーマット補足



画像ファイルの表示と編集


本学で画像データを扱うためにはいくつかの方法があるが、システム毎に アプリケーションに違いがあるので、簡単に説明しておく。画像がGIFや JPEG(JFIF)であれば、Web上で見ることが可能であるが、Webに載せるために 画像ファイルのフォーマットを変更したり、画像を編集したりする場合には、 以下のアプリケーションを立ちあげる。
  1. メインコンピュータシステム(実習室1)
    フリーソフトの ImageMagic というのがインストールされているので、これを 利用する。起動方法は、dtterm 上で、
    % display
    と入力する。あるいは、 「display 画像ファイル名」としても良い。 しばらくすると、ImageMagic の初期ウインドウが表示されるので、マウスを その画像の中に持っていき、左クリックするとメニューが出てくる。

    そこで、「File」から「Open」を選択するとファイル選択ボックスが表示される ので、表示したいファイルを選択する。この操作は、画像の中でマウスの 右ボタンをクリックしても行える。ただし、その場合のメニューは先のもの とは違っているので、「Open...」を選択しなければならない。

    画像の編集としては、サイズを変更したり、画像の回転や輪郭強調などを 行うことができる。また、マウスの中ボタンをクリックすると画像の一部分が 拡大表示される。

  2. マルチメディアネットワークシステム(実習室2)
    PhotoShop とPainShop という2つのアプリケーションが利用できる。 これらは、輪郭抽出や、同色部分の色の塗り替え、ノイズの除去、 色調変換など、かなり細かな操作が可能である。そのため、使いこなすためには マニュアル等を読む必要があるが、市販の教科書類も数多く出版されている。

    PhotoShopの起動には、「スタート」->「プログラム」から「Adobe」を 選択する。

    PhotoShopで輪郭抽出や水彩画タッチ変更などをしてみた画面

    PaintShopの起動には、「スタート」->「プログラム」から「Paint Shop Pro 6」を 選択する。

    PaintShopで画像を色鉛筆タッチに変更した例


松本 紳
04/26/2000