マルチメディアネットワークシステムでの OpenGL のコンパイル方法
以下の説明は、研究開発室のグラフィックス用PCに沿って行うが、 実習室IIの教育用PCにおいても同様に行える。
  1. プログラムから Microsoft VisualStadio 6.0 の中の Visual C/C++ 6.0 を選択する。

  2. VisualC++ のメニューから[file] を選択し、その中の[New] を選ぶ。

    [図]

    Tip of the day というウインドウが表示された場合は適当にクローズする。

  3. 新規作成のためのダイアログが表示されるが、その中の [projects]を選び、適当なプロジェクト名を入力する。また、 Locations: には、M:¥を選択する。

    また、左側のボックス内の Win32 Console Application を選択し、右下のPlatformes欄が Win32 になることを 確認して、[OK]ボタンを押す。

  4. Win32 Console Application に関するダイアログが表示されるが、 [Finish] ボタンを押す。

    次に以下のようなウインドウが表れるが、これも[OK]を押す。

  5. VisualC++ のメニューから[project] -> [setting]を選択する。

    プロジェクト設定ダイアログの[link]のobject/library modules: という欄の最後に、 opengl32.lib glu32.lib glut32.lib を 追加する(glut の代わりに aux を用いる場合には、 glut32.lib の代わりに glaux.libにする)。正しく入力されたら [OK]ボタンを 押す。

  6. エディタを開く

    新しくエディタを開く場合は、ファイルメニューの下にある、文書エディタ アイコン(下図の赤丸)を選択する。もし、すでに home にソースファイル が作られているのであれば、そのアイコンを下図の[A]と示したウインドウ 内にドラッグして持ってくれば、自動的にエディタが開き、ソースが表示 される。

  7. コンパイルは[ビルト]から、[Compile] を選択する。

    コンパイルが無事終了したら、[Build] を実行し、これもうまく いったならば、[実行] を選ぶ。別のウインドウ上に実行結果が 表示される。
    コンパイルでエラーがある場合には、下側のウインドウにエラーメッセージ が表示されるが、そのメッセージをクリックするとエディタ内の 対応する行が表示されるので、プログラムの修正を行う。

  8. Visual C++ を終了させれば、修正したプログラムも自動的に保存される。

  9. プログラムは、プロジェクト名のついたフォルダの下に移動しておくと良い。 次回からは、ソースファイルもしくは、拡張子にdspのついた ファイルをダブルクリックすれば、 プログラムの修正などができる。(この場合には、上記の 1〜6の手順は省かれる。

  10. 実行のみを行う場合には、Debug というフォルダ内にプロジェクト名 だけの実行ファイルがあるので、これをクリックすれば実行される。

[注意事項]
02/22/2000
06/19/2000 更新
松本 紳
amy@ulis.ac.jp
http://www.ulis.ac.jp/~amy/multi/opengl.html