- ダウンロード
NVIDIAのダウンロードページ
からDeveloper Driver,CUDA Toolkit,SDK(CUDA Tools SDK, GPU Computing SDK code samples)をダウンロードする.
必要に応じてリファレンスやプログラミングガイドなどのPDFもダウンロードできる.
64bit版と32bit版があるが,もし64bit OS上で32bitアプリケーションを開発している場合は,
ドライバは64bit,ツールキット,SDKは32bitをインストールすればよい.64bit版の開発も考えている場合は,
両方インストールする(ドライバはのぞく)か,「x64版CUDA上で32bitアプリケーションのビルド」を参照.
CUDAツールキットにはCUDAプログラムをコンパイルするnvccやアプリケーション作成のための,
ヘッダファイル,ライブラリなどが含まれる.
アプリケーション開発にはツールキットのみでも大丈夫だが,
SDKにはたくさんのサンプルが含まれているのでインストールすることをお勧めする.
- ツールキットのインストール
ツールキットをインストールする.ファイル名は,
cudatoolkit_(バージョン番号)_(対応OS)_(32か64).msi
など.デフォルトのインストール先は"C:\Program Files (x86)\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA" (32bitの場合).
インストール後,環境変数を適用するために一度ロブオフしておく.
ちなみに設定される環境変数(CUDA4.0, 32ビットの場合)は,
CUDA_PATH=C:\Program Files (x86)\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v4.0\
CUDA_PATH_V4_0=C:\Program Files (x86)\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v4.0\
CUDA_BIN_PATH=%CUDA_PATH%\bin
CUDA_INC_PATH=%CUDA_PATH%\include
CUDA_LIB_PATH=%CUDA_PATH%\lib\Win32
- (インストールの確認)
インストールの確認のために,コマンドプロンプトから"nvcc -V"を実行してみる.
細かな部分は環境やバージョンによって異なるが,だいたい以下のようなメッセージが出ればOK.
nvcc: NVIDIA (R) Cuda compiler driver
Copyright (c) 2005-2011 NVIDIA Corporation
Built on Fri_May_13_02:42:40_PDT_2011
Cuda compilation tools, release 4.0, V0.2.1221
また,SDKのサンプルプログラムを動かしてみる.
サンプルプログラムの実行ファイルは,
[SDKインストールフォルダ]\C\bin\win32\Release
最初に実行するのは,bandwidthTestがお勧めのよう.
Visual Studio用のソリューションファイルは,
[SDKインストールフォルダ]\C\src\Release.sln
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