バージョン管理システム

さくらインターネット+svn+TortoiseSVN

さくらインターネットレンタルサーバ上で subversionを動かし,クライアントのWindows上からTortoiseSVNを使ってアクセスするためのメモ.

ただし,

であることが前提.

SSH接続準備

TortoiseSVNでサーバに接続するときパスワードを毎回聞かれないようにする.

  1. puttygen.exeで公開鍵,秘密鍵を生成する.puttygen.exeを起動し, Generateで生成して,
    Public key for pasting in to OpenSSH au authorized_keys file:
    のところのテキストをコピペして,authorized_keysというファイルで保存(SSH-2の場合は,authorized_keys2). また,秘密鍵も適当な名前で保存しておく(拡張子ppk).
    注) SSH-1でないとTortoiseSVNではうまく動かなかった
  2. authorized_keysをFTPクライアントなどで/home/foox/.sshに置く.ファイルのパーミッションは600(.sshフォルダは700)
  3. .cshrcファイルに以下を追加
    setenv PYTHONPATH $HOME/local/lib/python:$HOME/local/lib/python/site-packages
    setenv PATH $HOME/local/bin:$PATH
    setenv LD_LIBRARY_PATH $HOME/local/lib

リポジトリ生成

ホームディレクトリ直下にsvn/reposフォルダにリポジトリを置くとする.

  1. PuTTYなどでサーバに接続
  2. リポジトリ用フォルダ生成
    mkdir -p $HOME/svn/repos/common
    など.ここではcommonが生成したいリポジトリの名前.
  3. svnadminコマンドでリポジトリ生成
    svnadmin create $HOME/svn/repos/common

TortoiseSVNでローカル上に生成して,フォルダごとFTPでサーバに転送でも可.

TortoiseSVNの設定

  1. TortoiseSVNの設定->ネットワークのSSHクライアントに以下を入力.
    "C:\Program Files\PuTTY\plinkw.exe" -l ユーザ名 -i "C:\putty_private_key1_sakura.ppk"
    "putty_private_key1_sakura.ppk"は上のSSH接続準備のところで生成した秘密鍵の名前. また,ここではSSHクラインとにPuTTY日本語ごった煮版に付属のplinkw.exeを用いているが,TortoiseSVN付属の
    "C:\Program Files\TortoiseSVN\bin\TortoisePlink.exe"
    を用いてもよい
  2. リポジトリブラウザで
    svn+ssh://ユーザ名.sakura.ne.jp/home/ユーザ名/svn/repos/common
    にアクセスしてみてパスワードなしでアクセスできるか確認する(初回はパスワード必要かもしれない).
  3. 試しにインポート,チェックアウトして確認する.

Link

  • Client
    • TortoiseSVN : Windows上のシェルエクステンションとして用いられるSVNクライアント
    • AnkhSVN : Visual Studio上で使えるSVNクライアント

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Last-modified: 2024-03-08 (金) 18:06:09