山本毅雄先生講演会


「新しい公共図書館のあり方の研究」第5回研究会
題目:ディジタル・アーカイブ:保存から利用へ
日時:2005年3月2日(水)15:00-17:00
場所:筑波大学 春日キャンパス(旧図書館情報大学) 205教室

       アクセス  キャンパスマップ

概要:
最近わが国でも、ディジタル・アーカイブが注目されつつある。 しかし、まだ十分ではない。なぜなら現在、 ディジタル資料が急増しているだけでなく、 現在も学術・文化関連の貴重な原資料の消失が急速に進行しつつあり、 また予想される財政危機における公的サービスの先行きは不明確だからである。 現在、ディジタル・アーカイブに対する理解と支持を増やし、 将来に向けしっかりしたポリシーを立て、 何をアーカイブするか (図書館の例では、貴重書、ローカルな生成物、および単館所蔵の書籍・雑誌等) を議論することが急務である。実例として、 われわれが作っている東洋文庫所蔵貴重書画像のディジタル・アーカイブと、 その構築のため開発した多言語専門語蓄積支援システム(MASS) の機能とその利用例を紹介する。

講師紹介:山本毅雄氏(1939年生)
国立情報学研究所 情報メディア研究系研究主幹・情報検索研究部門教授
1981年4月から2001年3月まで図書館情報大学教授(1995年から1999年の間、副学長) 2001年4月より現職
国立情報学研究所の前身である学術情報センターをはじめ、 多くの情報センターの設置計画・運営コンサルティングにかかわった。
電子図書館やディジタル・アーカイブなどに興味を持つ。
山本毅雄先生ホームページ


図書館情報大学卒業生の皆様へ

国立情報学研究所教授 山本毅雄先生は2005年3月をもって定年を迎えられます。 山本先生は、20年にわたり図書館情報大学で教鞭をとられ、 多くの人材を輩出してこられました。 先生が定年を迎えるにあたり、これまでのご指導に感謝の意を込め、 筑波大学図書館情報専門学群(旧図書館情報大学)にて講演会を企画いたしました。 山本研OB/OGをはじめ、多くの方の参加をお待ちしています。

なお、参加者数をできるだけ把握したいと考えています。 参加予定の方は宇陀までご連絡ください。
図書館情報大学卒業生の参加者数:27人 [2/28現在]

講演会終了後、懇談会(お茶会)を予定しています。
場所:情報メディアユニオン3F 共同研究会議室I  キャンパスマップ
(当日、記念パーティはございません。)

祝電等は宇陀気付で送っていただければ、山本先生に手渡します。

〒305-8550 茨城県つくば市春日1-2
筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科 助教授
宇陀則彦(図書館情報大学6期生 山本研)
E-mail:uda@slis.tsukuba.ac.jp


2005年2月07日作成
2005年2月28日更新