図情メディア研究科パンフレット2015
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35教育研究分野時井 真紀Maki Tokii計算物理磁性材料の理論計算の研究を行っている。1) 強磁性金属、酸化物の電子状態の計算; 2)理論計算から得られた結果の可視化▼授業科目データサイエンス情報表現法森継 修一Shuichi Moritsugu情報科学情報システムのひとつとしての数式処理システムの機能を高度化するため、基本となるアルゴリズムの研究を行なう。自然科学の立場から、数学的な基礎理論に基づいて計算のメカニズムを明らかにすることにより、さらに効率のよいアルゴリズムの開発をめざすとともに、実際のプログラム開発と実験的検証までを行なう。▼授業科目アルゴリズム特論数式処理システム研究長谷川 秀彦 Hidehiko Hasegawaハイパフォーマンスコンピューティング,数値線形代数1)数値線形代数:科学技術計算に現れる大規模な疎行列に対する連立一次方程式の解法や固有値計算のアルゴリズムの開発・評価; 2)ハイパフォーマンスコンピューティング:手軽に利用できる高速な数値計算ソフトウェアの開発とその性能評価; 3)数値計算の応用:たとえばコンピュータ教材の作成やデータマイニング▼授業科目データサイエンス数値処理研究松村 敦Atsushi Matsumura情報学大量の情報を前に人間がいかにして情報と付き合っていくべきかに興味を持っている。この問題に対して、Web、文献、絵本など様々な対象から知識を抽出し組織化する手法と、回答が欲しい、じっくり学習したい、盛り上がるお話会をしたい等、人がどんな状況で何を必要としているかの情報要求の分析という二つの側面からアプローチする。▼授業科目情報表現法デジタルドキュメント▼授業科目画像・映像メディア処理メディア物理研究松本 紳Makoto Matsumoto計算物理,計算機実験物性物理の理論的研究とそれに関連するバンド計算システム等の開発を行う。具体的には以下のとおりである。1)磁性媒体材料等に対する計算機実験; 2)理論あるいは実験結果等の可視化のためのシステム開発; 3)陽電子消滅角相関やコンプトンプロフィールの理論的研究関洋平Yohei Seki自然言語処理,情報アクセス技術 書き起こされたテキストに現れる,人対人のコミュニケーション過程の理解を目指している。その基礎技術として,意見分析,要約,多言語処理に力を入れている。最近は,現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)を対象とした意見・体験情報の詳細アノテーションや,言語または文書ジャンルを横断した情報アクセス技術の開発に取り組んでいる。▼授業科目自然言語処理情報分析若林 啓Kei Wakabayashi機械学習, データマイニング分散コンピューティング技術を用いて大規模に蓄積されたデータを解析し、パターン認識や知識抽出を行う機械学習技術の研究を行っている。特に、系列情報の特性を捉える高度な確率モデルの学習手法の開発を行っており、その応用として自然言語の文構造の統計的教師無し学習、エージェントの階層的行動プランニングなどの研究に取り組んでいる。▼授業科目自然言語処理高久 雅生Masao Takaku情報科学, 電子図書館, 情報検索Webや計算機を活用して知的情報検索を行うこと、知識情報を活用した情報統合全般に関心がある。デジタルドキュメントの作成、流通、管理、提供の過程における効果的なドキュメント管理手法の研究に加え、利用者がどのようにドキュメントを探索し活用するかを実証的に明らかにする研究に取り組んでいる。▼授業科目デジタルドキュメント情報探索システム研究手塚 太郎Taro Teduka情報検索,統計的言語モデル情報検索システムを高度化させるために、言語の意味構造を確率モデルとして表現し、大量の文書集合から学習させる手法の研究を行っている。画像・空間情報・時系列データなど、多様な非記号的情報が急速に増加を続けているが、それらと言語的・記号的情報を横断した検索システムの構築に取り組んでいる。▼授業科目要求分析とプロジェクト管理データ解析研究

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