WEB_図情パンフ(日本語)
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教員組織教員組織18情報基礎設計研究領域情報に関わる全体的な仕組みのデザインと構築を研究の対象とします。要素技術や科学的知見を考慮した上で、どのようにデザインして仕組みを創るかを考究します。加藤 誠Makoto Kato情報検索、Webマイニング、データ検索Web上の不正確・不確かな情報に惑わされないようにするために、数量データに基づく知識への容易なアクセスを可能とし、人々のデータに基づく意思決定を促すことを目標としている。特にWeb上で公開される統計データを対象とした、データの収集・組織化・検索・理解・要約・推論・提示・探索行動理解を主な研究課題とし、主に機械学習に基づくアプローチを行っている。▼授業科目メタデータ後藤 嘉宏Yoshihiro Goto社会情報学、コミュニケーション思想史戦前、映画を議論の中心に据えた独自の美学を構築し、戦後NDL初代副館長を務めた中井正一の“媒介”論を、社会思想史的に研究している。さらにその研究を敷衍して、図書館からマスコミ、電子媒体までを射程に入れたコミュニケーションの基礎理論の構想を目論み、現在そのための理論と実証との兼ね合いを模索中である。▼授業科目調査分析法図書館とメディアの歴史専門情報・資料研究Ⅲ(社会)宇陀 則彦Norihiko Uda情報資源管理、電子図書館1) 学術情報リンキング:知的生産に必要な学術情報をリンクし、最適なパスを提供する。  2) 情報資源共有:図書館、博物館、文書館などの情報資源を透過的に利用できるようにする。3) 資料研究支援:コンテンツを再構成することによって資料の新たな側面を引き出す。▼授業科目デジタルライブラリデジタルコンテンツ論知識情報空間研究大澤 文人Fumito Osawa教育工学専攻分野は教育工学で、教育現場におけるコンピュータの利用(コンピュータによる授業支援、教育評価など)と教育機関と企業の連携に関心をもっている。今後はコンピュータを含めたメディアリテラシーについての教育に関しても研究を行いたいと考えている。鈴木 伸崇Nobutaka Suzuki構造化文書、データベースXML等の構造化文書に関する研究を行っている。例えば、スキーマ進化に伴うXML変換アルゴリズムの開発、XPath充足可能性問題を解くための効率のよいアルゴリズムの開発を行っている。また、それら問題の計算複雑さについても考察を行っている。▼授業科目問題記述と形式化情報表現法構造化文書処理技術研究辻 慶太Keita Tsuji図書推薦・レファレンスサービス現在、次の2つの研究に取り組んでいる。1) Wikipedia閲覧者に対する図書推薦、2) レファレンスサービスの実態調査。▼授業科目デジタルライブラリ情報分析知識資源の調査研究▼授業科目コミュニケ―ションと文化照山 絢子Junko Teruyama文化人類学、医療人類学病や障害、健康上の不調などがどのように語られ、定義づけられ、経験されるのか、またそのことによって生み出される患者側の知とはどういったものか、ということについて人類学的観点から研究している。これまでは特に日本における発達障害を中心的テーマとしてきた。

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