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標的型攻撃メールにご注意ください

配達や注文確認のお知らせなどの件名で、郵便局・宅配業者・金融機関など実在する名称を騙る標的型攻撃メールが 頻繁に送信され思わぬ被害に遭う危険性があります。 「標的型攻撃メールの着眼点」を参考に、不審なメールに注意し、標的型攻撃メールの添付ファイルやURLを 絶対に開かないようにしましょう。

標的型攻撃メールの着眼点

(1) メールのテーマ

(2) 差出人のメールアドレス

(3) メールの本文

(4) 添付ファイル

参考.IPA-情報処理推進機構
https://www.ipa.go.jp/security/technicalwatch/20150109.html

 

「標的型攻撃メールの着眼点」の(2)や(3)、差出人メールアドレスや本文で見分けるのは極めて困難な例が増えています。 例えば、メールアドレスも本文もほほ完全に宅配業者のそれをコピーした内容であり、 唯一の違いは「通常はない添付ファイルが存在する」ことのみという事例もあります。

「標的型攻撃メール」は通常の spam(迷惑メール)やウィルス感染メール、 フィッシング(これまでにあった Active!Mailユーザ狙いのもの)などと異なり、 アドレスや本文についてもかなり練られている内容になっているのが特徴で、 「人目で見分けるのが困難」な場合もあります。 そのため、以下の5点を日ごろから行っておくことが重要です。

 (1) Adobe Flash Player や Acrobat Reader は最新にする
 (2) Windows や macOS などのアップデートを適用し、最新の状態を保つ。
 (3) Chrome/Firefox などの Webブラウザも最新にする
 (4) MS-Office もアップデートを適用し最新の状態を保つ。
 (5) 定期的な完全スキャンを行う

犯人は「ソフトウェアの既知の弱点(脆弱性)」を利用する傾向にあります。

特に (1) は自動アップデートがなされない場合もあり、侵入/感染手段としても良く使われるので、注意が必要です。
Flash Player はインストールせず(既に入ってたらアンインストールし)、 Flash が必要なコンテンツの閲覧には Chrome を用いるなどの手もご検討下さい。(Chrome はFlash機能を内蔵しており、かつ自動アップデートされます。)


2016.7.14
図書館情報メディア系 教育・研究支援委員会
システム管理グループ