研究室配属について

担当教員

中井央

備考:2024年度は佐藤聡先生の学生の募集は原則としてありません。

研究テーマ

主に次のことを研究しています。

コンパイラの構成法

世の中にはさまざまなプログラミング言語があります。 DSL(Domain Specific Language, 領域特化言語) という言葉もあります。 Python, Ruby, C, Java などのメジャーな言語とは別に、 ある領域に特化した言語のことです。 あるシステムを開発するにあたっては、そのための開発言語を作るところから 始めるという事例もあります。

また、広い意味でのコンピュータ言語として、JSON を始めとする プログラミングではなくデータなど情報を記述する言語も存在します。

プログラマは、既存のものをうまく適用する技術を持つことも重要ですが、 既存のものの使用が難しい場合、 自分でそれを開発できればよいわけです。

しかし、言語の開発、すなわち、 そのための言語処理系(コンパイラやインタプリタなど) の開発は一般的には難しいとされています。 このため、本研究室では、言語処理系をより手軽に構成できるための方法を研究しています。

プログラミング言語の学習支援

プログラミングの教育が高校以下でも取り入れられるようになりました。 プログラミングは、「むずかしい」という印象が持たれているのも事実です。 プログラミング初学者がつまづくポイントに対して、 どのようにサポートするべきかの研究は過去から多くなされています。 本研究室では、言語処理系の構成法の観点から、 より一般的な支援を行う方法について研究をしています。

研究室について

ゼミとしては、基本的には週に一回の進捗報告をしてもらいます。

また、中井は学術情報メディアセンター勤務であり、 同センターの佐藤聡先生、三宮秀次先生、干川尚人先生 (いずれも情報科学類担当) とゆる〜い連携をしていて、 英語輪講や発表練習会などをいっしょに行います。

学生の研究室は学術情報メディアセンターで、 佐藤先生、三宮先生、干川先生と共同です。

面談

研究室配属にあたっては面談が必要です。 メールもしくは Teams のチャットで中井へ面談の申込みをしてください。