リモートデスクトップ

教育用端末以外で教育用計算機システムの Windows 環境へ接続する方法を説明します

使用上の注意

システムを調整しながらの運用です.以下の点を理解した上でご利用ください.

リモートデスクトップとは

端末室や図書館で教育用計算機システムの端末にログインした時とほぼ同等の環境を 自宅や出先のPC(以下,クライアントPC)から使えるようにするために導入されたサービスです. 利用者はクライアントPC上のWebブラウザや無償提供の接続用ソフトウェアから, 大学内のリモートデスクトップサーバにアクセスすることで, クライアントPC上に 教育用計算機システムのWindows環境にログインした時と同じデスクトップが表示できます. もちろん色々な理由で,厳密に同じ操作環境にはなりませんが, メールの送受信,Webの公開文書フォルダの管理, PDF文書の作成・編集,統計パッケージの利用等が クライアントPCでできるようになります.

システムとしてはMicrosoft Windows 2003 Serverの Terminal Service機能 とCitrix Presentation Server(旧Citrix MetaFrame)の組み合わせで実現しています. 接続に必要な技術情報は公開しますし, 利用者からの問い合わせには可能な範囲でお答えしますが, 必ず接続できるという保証はありません. また,利用者自身が管理する機材からの接続という問題の性質上, 学術情報メディアセンターでは, 標準的な環境ではこのようにすればこうなるはず という一般的な支援しか行えません. クライアントPCで例外的な動作が起きたときに, その原因を突き止め,問題を解決するような技術支援は行えないことを予めご承知ください.

クライアント別の利用方法

使えるアプリケーション

リモートデスクトップサーバでは使用許諾条件(Microsoft製品) あるいはリモートデスクトップ環境での動作保証がない(Adobe製品)などの理由で 使用できるアプリケーションが限定されています.

種類 使える 使えない
オフィススイート StarSuite Microsoft Office Professional
PDF Adobe Reader, Adobe Acrobat Standard
HTML文書作成 Microsoft FrontPage 2003
開発ツール Microsoft Visual Studio 2005 Professional Edition
統計・多変量解析 BASE/SAS, SAS/Stat, SAS/Graph
ペイントソフトウェア Adobe Photoshop Elements
動画編集ソフトウェア Adobe Premiere Elements
ドローソフトウェア Adobe Illustrator CS
数式処理ソフトウェア Mathematica 5.1
その他のフリーソフトウェア Lhaplus,Mozilla Firefox 日本語版,Mozilla Thunderbird 日本語版,Mozilla Sunbird, Sun J2SE Runtime Environment(JRE) , Sun J2SE Development Kit(JDK) (Netbeans バンドル,Java3D 含む),Eclipse SDK(Visual Editor 含む),ActivePerl, Microsoft Windows Media Player 日本語版,RealPlayer,QuickTime Player for Windows 日本語版,Flash Player 日本語版,Shockwave Player 日本語版,Viewpoint Media Player,iPIX 360 STILL Windows 版ビューワ,iseemedia zoom viewer,ffftp,美佳のタイプトレーナ

接続の制限

リモートデスクトップサーバは同時に決まった数までしか接続を受け付けないので 使い終わったらすぐにログオフしてください. 資源の有効利用のため,以下のような制限を課しています. ネットワーク接続の中断やタイムアウトによる切断後,10分以内に同一の機器から接続すると 切断時の状態のまま再接続されます.

項目 制限
同時使用 一人一接続まで
アイドル時間(何も操作しない時間) 20分で切断
接続時間(ログインからの経過時間) 2時間で切断

図書館情報メディア研究科教育・研究支援委員会
システム管理グループ