利用者のみなさまへ

2009年3月より使用してきた現在の春日キャンパス情報基盤システム(以下、基盤
システム)も更新の時期を迎えました。近年の利用負荷や運用効率等の諸問題を
検討した結果、更新後は電子メールとそれ以外(ウェブ等)の機能に分け、電子メー
ルについては外部サービスを利用します。

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0. 更新で利用者自身の作業が必要になる項目について

更新後のシステム構成の都合により、以下の事項については各利用者ご自身での
作業をお願いします。括弧内は作業可能な期間ですが、作業状況によって変更の
可能性があります。

    * サーバ上に保存されている電子メールの移行 (2013/2/20 - 2013/3/4)
    * 個人ウェブページのデータ移行 (2013/2/28 - 2013/3/21)

なお、各組織公式ウェブページ、共有フォルダ、メーリングリストについては各
申請者(管理担当者)に別途お知らせ致します。

以下、「1. 更新による構成変更の概要」、「2. 各利用者の送受するメールにつ
いて」、「3. 個人ウェブページについて」、「4. 更新後の利用者登録方針につ
いて」の順で説明します。(既に筑波大学に在籍してない方は方針変更がありま
すので、4.も必ずお目通しください。)

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1. 更新による構成変更の概要

これまでの基盤システムは1台のサーバで電子メール送受信、メーリングリスト
配信、ウェブ等の機能を提供していました。今回の更新ではこれを以下のように
分割します。

・メールサーバ: 電子メール送受信、公式メールアドレス受信機能
・ウェブサーバ: 系ならびに研究科、情報学群、知識情報・図書館学類の公式ウェ
    　　　　　　ブページ、共用フォルダや個人ウェブページの提供

以下、新たなサーバをそれぞれ新メールサーバ、新ウェブサーバと呼び、これま
で使用して来たものを旧サーバと呼びます。なお新メールサーバの機能制限によ
り、これまでのようなメーリングリストの運用が難しいため、その移行について
は別途メーリングリスト申請者にお知らせします。

新ウェブサーバのOSはRedHat Enterprise Linux(RHEL)であり、新版になる他は
旧サーバと同等の機能を備える予定です。新メールサーバはOffice365 for
Education (Exchange Online)となります。

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2. 各利用者の送受するメールについて

新メールサーバは旧サーバと同様にPC上のメールソフトでSMTP with TLSによる
送信とPOP3/IMAP4 with SSLによる受信が可能です。また、旧サーバのwebmailと
は若干使い勝手が変わりますが、Outlook Web Appというwebmail機能も提供され
ます。

なお、旧サーバに保存されているメールの移行(コピー)作業は各利用者でお願
いします。[メールデータの移行方法]
メールの大きさなど留意が必要な利用者には別途個別に連絡します。

新メールサーバの初期パスワードは，2月20日(水)午後に各利用者宛にメールを
送信しました。メールを受け取ったら速やかに新メールサーバにログインし、
パスワードの変更とメールの移行設定をしてください。

メールの移行設定自体は十分程度で済みます。設定されれば旧サーバから新メー
ルサーバへのメールのコピーは自動的になされますが、旧サーバが3月5日18 時
過ぎにメールサーバ機能を停止するので、それまでにコピーされてないメールは
アクセスできなくなります。利用者全員分のインターネットを経由したコピー処
理には時間がかかることが予想されますので、極力早めに設定をお願いします。

新着のメールは2月27日13時までは旧サーバ宛に届きます。13時以降は徐々に新
メールサーバに届くようになり、同日夕刻には新着メールはすべて新メールサー
バに届くようになります。メールの移行設定を済ませた後に届いた新着メールも
旧サーバから新メールサーバに自動的にコピーされます。

ただし新メールサーバを使って @slis.tsukuba.ac.jp宛に送信されたメールは2
月27日以前でも新メールサーバに届けられ、旧サーバに届くことはありませんの
でご注意願います。メールの読み書きに新メールサーバを使うのは 2 月27日午
後からがお勧めです。また新メールサーバでのメール転送設定は上記の移行完了
後、2月27日昼頃に行うのがお勧めです(それ以外のタイミングでは二重に転送さ
れたり、転送されないメールが出ることが考えられます)。

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3. 個人ウェブページについて

各利用者の個人ウェブページ(http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~UID/)につい
ても各自での移行(コピー)作業をお願いします。具体的な手順は「システムの
更新(2013)」ページに掲載する予定です。

なお、新ウェブサーバは学術情報メディアセンター内に設置される仮想サーバと
なるため、ファイル容量にあまり余裕がなく、利用者のファイルすべてをコピー
することができません。そのためコピーするファイルはpublic_html以下のみと
して、既に不要になったファイルやウェブページとは関係ないファイルはコピー
しないでください。

また、新ウェブサーバのログインには全学計算機システムと同じユーザIDとパス
ワードを用いる予定です。ただし、2013年1月25日までに登録された利用者につ
いては2013年度末まで個人ウェブページのURLのUIDの部分に旧サーバと同じもの
も使用可能です。2013年3月以降に登録された利用者はURLのUIDの部分は全学計
算機システムと同一のもののみとなります。

旧サーバと新ウェブサーバの並行運用期間を設けます。その間に移行したウェブ
ページに問題がないかなどの確認を行ってください。新ウェブサーバの利用開始
は2月28日(木)予定ですが、作業の進捗によっては前後する可能性があります。
スケジュールの最新情報は「システムの更新(2013)」を御覧ください。

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4. 更新後の利用者登録方針について

更新後は新メールサーバはOffice365 for Educationの契約条件、新ウェブサー
バは全学計算機システムの利用者認証との連携により制約を受けます。そのため、
更新後の利用者登録方針は以下のようになります。

* 新メールサーバの利用者(ユーザIDは先着順で希望したもの)
   - 図書館情報メディア系教員
    - 図書館情報メディア研究科大学院生および研究生
    - その他、筑波大学に在籍し、特に必要が認められた者
    修了や退職時には1年間メール転送を行います。最後の項は支援室等の職員
    で公式メールアドレスの管理などの業務を想定しています。
    移行措置として、現在登録されている利用者のうち、筑波大学に在籍してい
    ない共同研究者等についても1年間メールの転送を行ます。

* 新ウェブサーバの利用者(ユーザIDは全学計算機システムと同じ)
   - 図書館情報メディア系教員
    - 図書館情報メディア研究科大学院生
    - その他、特に必要が認められた者
    修了や退職時には全学計算機システムと同時期に利用停止となります。最後
    の項については公式や共用フォルダのウェブページ管理業務を想定していま
    す。
    移行措置として、現在登録されている利用者のうち、筑波大学に在籍してい
    ない共同研究者等については2013年度末までは個人ウェブページを使用可能
    とします。

今年度、筑波大学に在籍されてなかった方、ならびに今年度末で退職あるいは修
了する方は、3月末までに新メールサーバでメールの転送設定をお願いします。

これまでは学外の方でも紹介者がいらっしゃれば、原則登録するという方針でし
たが、Office365 for Educationの利用条件や全学計算機システムとの認証連携
の観点から方針を変更することになりました。どうぞ御理解の程よろしくお願い
致します。

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