2013年2月20日作成・公開
システムの更新(2013)
春日地区における計算機・ネットワーク

メールのローカルへのバックアップ

IMAPを使ってメールを読んでいる人(webmailの利用者を含む)は, 既読メールは全てメールサーバ上に保存されています. メールをバックアップするための方法を以下に示します. いずれかを実施してください. POPを使ってメールを読んでいる人の場合は, 既読メールはメールを読んだPC上に既に複製されています (消去しない限り最初の方法と同じ状態になっています).

ローカルフォルダに保存

この方法は,メールサーバ上に保存されているメールフォルダを,作業を行うPCのハードディスク上にコピーする方法です. 移動したメールは作業したPCだけで利用できます.

  1. ローカルメールフォルダを追加します.Thunderbirdでは「ローカルフォルダ」上で「新しいフォルダ」を, Outlook ExpressやWindowsメールでは「ローカルフォルダ」上で「フォルダの作成」を実行します.
  2. メールサーバ(mail.slis.tsukuba.ac.jp)のメールフォルダを選択して, 先ほど追加したフォルダ上にドラッグアンドドロップします.
  3. 旧メールサーバ上のフォルダとその内容はそのまま残っていますが,わざわざ消去しなくてもかまいません. 一旦アプリケーションを終了し,ネットワークの線を抜いた状態で,もう一度起動し, メールがローカルフォルダ上で読めれば保存に成功しています.
なお,Thunderbirdではアカウント設定の「同期とディスク領域」で「このアカウントのメッセージをこのコンピュータに保存する」 にチェックが入っていれば,メールはすべてローカルにも保存されています. この際は,「すべてのメッセージをローカルに同期する」「メッセージを自動削除しない」も選択されていることを確認してください.

webmailのアーカイブ機能を使ったバックアップ

この方法は,webmailに使われているSquirrelMailの「アーカイブ」機能を使って, 作業を行うPCのハードディスク上に保存する方法です. 保存したメールはPCの既定メールクライアントで表示されます. 作業自体は簡単ですが,フォルダ毎に作業を行う必要があります.

  1. webmailにログインする.
  2. "全表示"をクリックして,フォルダ内の全メールを表示する.
  3. "全反転"をクリックして,表示された全メールを選択する.
  4. 右下の「アーカイブ」ボタンをクリックする.
  5. "ファイルを開くか保存するか"の問いには「保存」を選択し,"保存する場所"には適当な場所を選んでください.
  6. 圧縮(zip形式)フォルダが作成されます. そのフォルダを開くと,1通につき1つのファイルが作成されています.
  7. フォルダがいくつかある場合は,上記2~5をフォルダ毎に繰り返してください.

その他の方法

メールをプリンタで印刷して,紙で保存することでもバックアップにはなります. 紙の無駄遣いにならないよう,本当に大事なメールだけを印刷しましょう.
また,メールを他の(slis以外の)アカウントに転送していた場合は,そちらに保存されています. ただし,送信メールに関しては保存されていないことがほとんどだと思いますので,上記の方法でバックアップすることをお勧めします.