平成23年度 卒業研究指導方針

氏 名 後藤 嘉宏
所 属 知識 情報経営・図書館主専攻   図情 情報メディア社会分野 
研究室 7D513
指導可能な研究領域
・社会学、マス・メディア論(マスコミ論)、社会情報学、出版論、遊び論、社会思想史、あるいは狭義の 図書館学を傍流の視点(周縁部分)から捉えたようなテーマ。
・具体的には私の著述や過去の学群・大学院ゼミ生と領域的に被るものは可能です。著書は
 http://www.trios.tsukuba.ac.jp/Profiles/0007/0001625/books1.html
 論文についてはhttp://www.trios.tsukuba.ac.jp/Profiles/0007/0001625/theses1.html
 あるいは、http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~ygoto/study.htm を参照ください。
 http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~ygoto/houmonshayou.htm に過去のゼミ生の卒研へのリンクを貼っ てあります。
・いずれにせよ方法論としては社会学的な方法論(物の見方・視点)を求めます。
・実際の方法としては以下のいずれかひとつで行うか、2〜3を組み合わせます。通常のインタビュー  を含めた質的調査、社会調査(アンケート)、内容分析(術語としてのcontent analysis)、データシート の作成、文献の定性的な分析(文学・思想研究の通常の方法)等。
研究指導の概要
(1)指導の実際
・週1回ゼミを行います。ゼミは各自のテーマについて話して貰った後、それについての相互討論を行 います。夏休み・春休み等は原則ゼミを開きません。
・大学院のゼミと合同で行ったり、日程上の理由や活性化のために、相互にメンバーが乗り入れたり  します。
(2)公開性
・本研究室では、研究の公開性をゼミ生に求めています。インフォーマントとの関係等から全ての部分 を公開するかどうかはケースバイケースですが、卒業後、論文のウェブ公開等を認める人のみ受け 入れます。
研究をすすめる上で望ましい条件
・長時間の議論に耐えうる知力と体力があること。ただしゼミ時間の短縮化に向けては院生・学群生  合同のWGを立ち上げています。
・単位の取り残しの少ない人の方が、ゼミ日程を組みやすいので有り難いです(成績の中身は全く不  問。また単位の少なさを埋め合わせる何かをアピールできれば結構です。なお、特に3編生について はこの条件は気にせずに)。
受け入れの必須条件 
・1回〜数回の面談によって指導可能であるとの承認を得ること。
・3編生、教職履修その他特別の事情のない限り、質的調査法、量的調査法、統計学の少なくとも2科 目を履修済みであるであること(ただし事情については面談で考慮しますし、調査と無関係な文献研 究等をテーマにする場合も除きます)。
選考方法
・選考は個人面談(原則、1回25-35分前後)の内容によります。最初の訪問時、面談を行い相互討論 し、研究上の問題点等を詳細、指摘させて頂きます。それを各自修正し、可能であれば再訪問、再  々訪問等をして頂きます。
・最初の訪問時には、レジメ等、書いたものを特に用意する必要はありません。書かなくて良い代わり に、アイデアは多少練ってきた方が良いでしょう。
・内定解禁時(11月1日)以降、若干名ずつ内定を出して行く予定。もちろん内定を出すに価する訪問  客が来てくれたならば、のことです。
・他を断られて廻った学生に良い学生もいるので、昨年度も含め例年、なるべく遅くまで定員の一部は 残すように努めました。でも、こればかりは蓋を開けてみないと分かりません。
・大学院進学希望者を多少優先させます。
その他
・研究室訪問期間は10月25日からですが、受け付けは制度上それ以前でも構わないそうです。よって 、随時一応受け付けます。
・訪問の予約の方法、可能時間帯については、訪問期間が近づいたら
 http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~ygoto/2010schedule.htm に(学校のサーバー落ちの場合は
 http://www.geocities.jp/yoshiclassic/2010schedule.htm に)詳細を示すつもりです。
・ygotoあっとまーくslis.tsukuba.ac.jpとyoshiclassicあっとまーくybb.ne.jpの双方のアドレスに希望時間帯 を記して、アポをとってください。
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~ygoto/houmonshayou.htm にこの「卒業研究指導方針」のロングバー  ジョンを載せます。過去の卒研のテーマや抄録へのリンクもそこに付けます。
・面白いテーマをもった学生さんたちの訪問を心待ちにしております。