NETSKY.M ウィルス(ワーム)感染対策について

2004年3月11日に電子メールを経由して感染を広げるウィルスの一種である Netsky.M (W32.Netsky.M@mm または WORM_NETSKY.M) が発信したメールが多数学内で確認されています。 本来なら筑波大学のファイアウォール(メールゲートウェイ)で駆除されるべき ですが、今回はトレンドマイクロ、シマンテック両社からの対応ウィルス定義 データが供給される前に学内に入り込みました。

このウィルスは電子メールの添付ファイルを用いて感染を拡大します。 そのため、添付ファイルを開かなければ感染しません。

感染を防ぐために、誰からのものであっても ウィルスかどうかが事前に確認できない添付ファイルは開かないようにしてください。 今後も今回のようにウィルス対策ソフトの定義更新が間に合わない可能性が 十分に考えられるので、添付ファイルは使用を控えるか、あらかじめ送付する ことを別便メールで連絡しておくなどの対策を強くお奨めします。

このメールは発信者アドレスを偽るので、発信者が誰かという手がかりでは 安全かどうかは判断できません。添付ファイルを使用する必要がある際は、 シマンテックが提供しているNetsky.Mに関する情報など を熟読し、 感染メールでないことを十分に確認してください。 また、自分の PC の感染の有無の確認方法や感染した場合の対処法についても 上記のシマンテックのページを参照してください。

日本時間で3月12日にシマンテックからこのウィルスの検知、駆除に 対応したウィルス定義が提供されました。対応ウィルス定義の日付、バージョンは 以下の通りです。ウィルス対策ソフトを使用する際はこれと同じか、より 新しい定義データにアップデートしているのを確認してください。

本キャンパス では Norton AntiVirus Corp. ed. を使用しているのでシマンテックを例に しています。 他社製品に関しては各社の情報提供ページを参照してください。

参考情報: 春日サブセンターから感染メールを 受け取った人へのお知らせ(春日地区限定)

更新日時: 2004年3月12日14時35分

春日地区サブネットワーク管理委員会