国立大学法人法施行に伴う図書館情報大学のドメイン名「ulis.ac.jp」 の取り扱いについて

平成15年12月に表題の件についてお知らせしましたが、2006年2月の メインコンピュータシステムから春日キャンパス情報基盤システムへの リプレースに伴いより具体的なスケジュールがほぼ決まりました。

「○○○.ulis.ac.jp」というドメイン名は2月中旬に DNSから削除 されます。以降は「○○○.slis.tsukuba.ac.jp」というドメイン名のみが 有効です。 また、メールアドレスで「@ulis.ac.jp」のものは2006年10月 以降は「Host Unknown」となりますので、それまでに移行作業を 済ませておいて下さい。

詳細なスケジュールなどは システムの リプレースのページを御覧下さい。

2006年2月3日更新

横線から下は平成15年当時のお知らせをそのまま掲載しておきます。


国立大学法人法施行に伴う図書館情報大学のドメイン名「ulis.ac.jp」 の取り扱いについて

既に説明会や 図書館情報大学のホームページ などで広報されているように、国立大学法人法施行に伴い 図書館情報大学は2004年4月以降は存続しないことになりました。

本稿では図書館情報大学に割り当てられたインターネットのドメイン名 「ulis.ac.jp」について、2004年4月1日以降の取扱いと、 利用者各自がどうすれば良いのか、について説明します。

なお、図書館情報大学のドメイン名の取扱いに関しては、 春日地区サブネットワーク管理委員会 を中心に調整等を行うことになりました。


1. ドメイン名の移行

図書館情報大学が存続しなくなるため、「ulis.ac.jp」はある程度の 移行期間をおいた後に廃止します。

廃止に伴って「ulis.ac.jp」 を使用していた箇所については、 筑波大学の図書館情報専門学群および図書館情報メディア研究科、 図書館情報学系の共通のドメイン名 「slis.tsukuba.ac.jp」を使用します。 (以降ではこれらの学群、研究科、学系をまとめて「本学群等」と記載します。)

廃止予定期日は以下の通りです。学生ならびに教職員でこれまで 「ulis.ac.jp」を使用していた方は、この期日までにドメイン名の 移行を行ってください。なお、既に「slis.tsukuba.ac.jp」を 使用することが可能なので、移行作業はいつでもできます。早めに移行する ことをお奨めします。また、新規に導入する機器やソフトウェア等については 「slis.tsukuba.ac.jp」を使用してください。

ulis.ac.jp」廃止予定期日: 2006年9月30日

この期日は、筑波大学との統合時に図書館情報大学に在籍していた学生が 順調に卒業すると仮定した場合の、最後の学生が卒業することになる 2006年3月から半年後という目安で設定しました(補足参照)。


2. 影響の範囲

図書館情報大学から移籍する多くの学生のように2006年3月末までに本学群等を 卒業などで離れる人については、そのまま「ulis.ac.jp」を使い続けて も差し支えはありません。 しかしながら、全員が本学群等に移籍するので2004年4月以降も在籍する方は 早めにドメイン名の移行作業等を行うことをお奨めします。

ドメイン名を廃止することによって、インターネットに関わる様々な アプリケーションに影響があります。特に利用者が多く典型的なものに関して、 2006年10月以降に生じる影響について以下に挙げます。

これらの影響はドメイン名の廃止期日を過ぎるとすぐに生じるので、遅くとも その数ヵ月前には移行するようにしてください。

また、上記の他にもネットワークに接続された機器では様々なところでドメイン名が 用いられているので、「接続できない」、「名前を解決できない」、 「Host Unknown」、「Host Not Found」 などのエラーが生じることが 考えられます。

なお、2006年9月までにほぼ確実に使用を停止することが予定されている 機器(レンタルや老朽化したものなど)の設定変更は必要ありません。ただし、 メールアドレスやURLのような、その機器の停止後も引続き使用することが 予定されるものについては移行が必要です。


3. 電子メールアドレスとWWWの個人ページについて

春日サブセンターのメインコンピュータシステムのメールサーバとWWWサーバ については既に以下のように移行措置がとられています。 なお、詳細については 春日サブセンターの ホームページを参照してください。

電子メール
受信に関しては既に移行が済んでいます。つまり、利用者が特に設定など しなくても、これまで
foo@ulis.ac.jp
というアドレスを使っていた人には、移行後のアドレスとなる
foo@slis.tsukuba.ac.jp
宛のメールも届きます。 (「foo」の部分には各自のUIDが入ります。)
一方、送信の際の送信者(発信者)アドレス(From:)については、使用している 電子メールソフトウェアによって、春日サブセンターが全利用者一斉に 切替えるものと、利用者が自分で個別に設定変更する必要が あるものとがあります。 送信者アドレスの設定については春日サブセンターのホームページ等の 説明に従ってください。
WWW個人ページ
閲覧用のアドレス(URL)については既に移行が済んでいます。 つまり、利用者が特に設定などしなくても、これまで
http://www.ulis.ac.jp/~foo/…
というURLで閲覧していたページは、移行後のURLである
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~foo/…
を指定しても閲覧できます。 (「foo」の部分には各自のUIDが入ります。)
なお、各WWWページ内に記述されたリンクについては、記述内容に応じて 個々のページを自分で修正する必要があります。

4. 利用者ですべき移行作業

自分が一人で自宅や研究室等で使用しているパソコン等の機器やソフトウェア、 インターネット経由で利用しているサービス等については、利用者自身で必要な 設定変更を行う必要があります。

詳細については個々の機器やソフトウェアのマニュアルで確かめてください。 一般的に変更が必要になると思われる主な項目は以下の通りです。

電子メールソフトウェア (Outlook Express, Eudora など)
WWWブラウザ (Internet Explorer, Netscapeなど)
パソコンのネットワーク設定
その他のアプリケーション
Tera Term, WinSCP, FTPなど。設定において、ホスト名を登録している箇所があれば修正する。
各種個人データの登録内容
自分のパソコンだけでなくインターネット経由で利用している種々の サービスに登録している内容の確認と修正が必要になります。

以上の他、名刺やホームページ等に記載しているメールアドレスや ホームページのURL、リンクの修正も必要となります。


5. 計算機等の管理者ですべき移行作業

自分以外の学生や教職員等が利用するパソコンやサーバ等を管理している場合 には、利用者への広報と各種設定変更を管理者が行ってください。

設定変更が必要となるものは、上記の一般利用者向けと同様の箇所の他、 管理しているサーバ類の機能(ファイルサーバ、プリントサーバ、WWWサーバ、 メールサーバ等)毎に変更が必要になります。

メールサーバでメーリングリストを運用している場合には、その登録メンバへの 広報が必要です。また、メーリングリストに本学群等の人が入っていれば、その アドレスを管理者として変更するとメンバの手間を省けます。

また、WWWサーバの場合はURL変更のお知らせを早めにページに 掲載する必要がありますが、redirectやrefreshによって新しいURLに自動的に 移動するようにすれば効果的です。


補足. 廃止予定期日の変更可能性について

組織に割り当てられたドメイン名は本来組織が無くなれば半年以内に 廃止することになっています。しかしながら、図書館情報大学に入学した 学生諸君の手間や、図書館情報大学時代に導入され、本学群等で 継続利用している様々なシステムのトラブルを極力減らすため、 インターネットのドメイン名割当に関連する組織等と相談し、認められた 範囲で上記廃止予定期日を設定しています。

しかしながら、インターネットの制度や技術、社会情勢の変動による 影響のため、この予定を変更する必要が出ないとも限りません。 特にドメイン名「ulis.ac.jp」の利用をぎりぎりまで継続しようと いう場合には注意しておいてください。

なお、予定期日変更等があれば、できる限り速やかに当ページ等で広報する 予定です。


春日地区サブネットワーク管理委員会

平成15年12月25日作成