それぞれの具体的な使用方法は各自で調べて下さい。
$ cd $ mkdir Compiler $ cd Compiler $ mkdir no1 $ cd no1 $ emacs sample.l & (ここで編集作業。&については下記参照) $ flex sample.l (以降、同様に作業)
$ cd Compiler $ mkdir no2 $ cd no2 $ 編集やコマンドの入力
コメンド名 | 使い方、例、など |
---|---|
cd |
change directory ディレクトリの移動。 単に cd とだけ打つとホームディレクトリへ移動する。 現在のディレクトリ (current directory) がどこであるかを表示するには、 pwd というコマンドを使う。 親ディレクトリは、.. とドットを二つならべたもので表現する。 例えば、Compiler ディレクトリの中に no1 と no2 二つのディレクトリがあり、 現在、no1 にいるが、no2 に移りたいときは、次のように打つ。 つまり、1つ上の no2 ということである。 |
mkdir | ディレクトリを作る。 |
mv | mv file1 file2 のように使うことで、ファイル名を file1 から file2 へ変更する。file2 がディレクトリの場合、file1 を file2 の中へ入れることになる。 |
cp |
cp file1 file2 のように使うことで、file1 の内容をコピーした file2
が作られる。 file2 がディレクトリの場合、file1 をコピーし、file2 の中に file1 を作る。 あるディレクトリの中味をごっそりコピーしたい場合には -r オプションを付ける。 例えば、no1 ディレクトリの中味をごっそり、no1.bak としてコピーしたい場合、 $ cp -r no1 no1.bak のように実行する。 |
rm | ファイルの削除。 ディレクトリを削除するには rmdir を使う。 ディレクトリの中身ごとごっそり削除したい場合は、 -r オプションをつけて実行する。 削除されたファイルは復原できないので注意。 |
[1]+ Stopped emacs -nw [nakai@icho ~]$ここで flex などコマンドを実行し、例えば、入力ミスがあった場合、 fg と入力することでもとの編集画面に戻ります。
このようにして、putty のようにウィンドウが1つしか使えない状況でも、 複数の仕事を並行して行なうことができます。
注意
サスペンドしたことをわすれて新たに編集を始めると、 以前のエディタと新しいエディタで1つのファイルの違うバージョンを操作することになります。
なお、コマンドの一時休止が Ctrl-z であり、 コマンドの実行中止には Ctrl-c を使用します。 プログラムを作ってみたものの、無限ループに陥って、 そのプログラムを止めたいときには Ctrl-c を使います。
2006.04.08 作成