ホーム > 春日キャンパス情報基盤システム > Thunderbird(POP)でメールを読む
Thunderbirdで初めてメールを読み書きするための方法を説明します.
Thunderbirdをインストールした後に,初めて起動させると, 「設定移行ウィザード」が表示される場合があります. 以下の手順で作業を進めるなら,「設定をインポートしない」を選択してください.
既存のサーバからの移行,あるいはプロバイダ等の別アカウントとの両立のためには,既存設定へのアカウント追加を読んでください.
常時接続環境,特にWebメールを併用したり,複数台のPCからメールを読み書きする使い方では,IMAP接続をお使い下さい.
Thunderbirdを起動すると,アカウントウィザードが始まるので,「メールアカウント」が選択されていることを確認して「次へ」ボタンをクリック
差出人情報:「あなたの名前」に英字表記のあなたの名前を,「メールアドレス」に@slisのメールアドレスを,それぞれキーボードから入力して「次へ」ボタンをクリック
サーバ情報:「メール受信サーバの種類」として「POP」を選択し,
「メール受信サーバ」と「メール送信サーバ」の二箇所に「mail.slis.tsukuba.ac.jp」と入力して「次へ」ボタンをクリック
ユーザID:「受信ユーザID」にはメールアドレスの@より左側部分が自動的に入力済みなので,
そのまま「次へ」ボタンをクリック
アカウント名:「アカウント名」には先のメールアドレスが自動的に入力済みなので,
それでよければそのまま,ここでは(説明の都合で)SLISと入力して
「次へ」ボタンをクリック
設定内容の一覧が表示される.
「今すぐメッセージをダウンロード」のチェックフラグをはずすし,
間違いがないかを確認して「完了」ボタンをクリック
「既定のメールクライアントとして使用しますか?」と表示されたら,
Thunderbirdを主に使う場合は「はい」を,他のメールクライアントを使う場合は「いいえ」をクリック
受信トレイが表示される.
つづけて「送受信サーバのセキュリティ設定」を行います
通常はこのウィザードだけでメールの送受信に必要な設定が全てできますが, 春日キャンパス情報基盤サーバでは,安全性の高い認証方式を強制しているので, 次項のように利用者側で補足的な設定作業が必要となります.
「ツール」メニューから「アカウント設定」を選択
「アカウント設定」ダイアログから,設定中のアカウント(SLIS)の「サーバ設定」を選択し,セキュリティ設定:「保護された接続(SSL,TLS)を使用する:SSLを使用する」,サーバ設定:「終了時にごみ箱を空にする」の二箇所にチェック
「アカウント設定」ダイアログから,「送信(SMTP)サーバ」を選択し,「編集」ボタンをクリック
「SMTPサーバ」ダイアログが表示される.
「ポート番号」に半角数字で「587」を入力.
「ユーザ名とパスワードを使用する」をチェックし,
「ユーザ名」にユーザ名(メールアドレスの@の左側)を入力,
「保護された接続を使用する」からは「TLS」を選択して,
「OK」ボタンをクリック
「アカウント設定」ダイアログに戻るので「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じる
メールの受信を行ってみる.
パスワード入力画面が表示されたら,パスワードを入力し「OK」ボタンをクリック.
「パスワードマネージャでこのパスワードを保存する」にチェックをつけると,
Thunderbirdを起動できれば,誰でもパスワードなしに
あなたのメールの読み書きができるようになる.
チェックをつけないと,Thunderbirdを起動するたびにパスワードの入力を求められる.