CUDAの数学関数

CUDAが用意している数学関数は,ホストとデバイス両方のコード内で使用することができます. ホスト側で使った場合はCランタイム実装が使用可能なら使われます.

コンパイラオプションで影響を受ける数学関数

デバイスコード内でのみ使える高速ですが低精度な固有関数が用意されています. それらは接頭辞 "__" が付けられています(例えば,__sinf()). 通常,明示的にこれらを用いますが,コンパイラオプション -use_fast_math により,通常のものが これらの高速なバージョンに置き換えられる関数があり,その一覧を以下に示します.

置き換え
x/y__fdividef(x,y)
sinf(x)__sinf(x)
cosf(x)__cosf(x)
tanf(x)__tanf(x)
sincosf(x,sptr,cptr)__sincosf(x,sptr,cptr)
logf(x)__logf(x)
log2f(x)__log2f(x)
log10f(x)__log10f(x)
expf(x)__expf(x)
exp10f(x)__exp10f(x)
powf(x,y)__powf(x,y)

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Last-modified: 2024-03-08 (金) 18:06:03