図書館情報メディア研究科について
図書館情報メディア研究科では、人間の知的創造活動の基盤として知識・情報の流通を担うソフトインフラ全体を対象に、図書館情報学と情報メディアの研究を展開します。
高度情報化社会においては、図書・資料・学術文献などを介した知識・情報の流通・利用から、ネットワークを介した知識・情報の流通へとシフトしてくるとともに、マルチメディア・コンテンツとして表現された情報の提供の重みが増してきています。知識・情報を求める場としてネットワークが巨大な図書館と化すとともに、膨大な情報から的確な情報を引き出す要求に応えるためにライブラリ・ファンクションの新しい展開が求められています。本研究科の研究は情報の内容を対象とするアプローチや情報の利用者の視点にたった豊かな感性を重視するアプローチに特色があり、あらゆる学問分野の基盤技術としての情報メディアの研究を学際的に展開します。
本研究科は区分制博士課程方式をとっており、博士前期課程2年および博士後期課程3年から成り、研究者および高度専門職業人を養成します。