教員紹介
情報基礎設計分野
陳 映廷(特任助教): 会議科学、チームワーク、ファシリテーション、複雑な問題解決、チーム認知、協働の分析、介入の設計
複雑な問題解決に取り組むチームにおける認知的ファシリテーション(Cognitive Facilitation)を研究しています。特に、メンバー自身が進行を調整し、議論を活性化する「セルフファシリテーション」に注目し、会議の質や創造的協働をいかに高められるかを探究しています。思考様式、信頼関係、課題の複雑さといった要因がチームダイナミクスに与える影響を、実証的アプローチとツール設計の両面から分析します。アナログおよびデジタルの支援ツール(例:会議中の可視化ツールなど)の開発・評価を通じて、多様な実社会のチームに応用可能な支援技術と理論的知見の構築を目指しています。